【保存版】金庫の正しい処分方法まとめ｜費用を安く・安全に・合法的に手放すコツ

「使っていない金庫、どうやって処分すればいいの？」
家にずっと置きっぱなしの金庫、重たくて動かせないし、鍵もなくて開かない…。
実はこの“金庫の処分”は、自治体でも簡単には引き取ってもらえない厄介な不用品のひとつなんです。

この記事では、金庫の正しい処分方法を「費用を抑えて安全に」行うための手順を、初心者にもわかりやすく解説します。
処分費用の相場・無料で引き取ってもらう方法・業者選びの注意点など、失敗しないためのコツも徹底紹介します。

金庫処分はなぜ大変なのか？

金庫は「家庭ごみ」では出せない理由

金庫は、鉄やコンクリート、耐火素材などを組み合わせて作られており、通常の家庭ごみとして処理できません。
多くの自治体では「粗大ごみとしての回収対象外」となっており、専門業者への依頼が必要になります。

また、重量が30kg以上あるものも多く、持ち運びも一苦労。
そのため、放置されがちなのが「金庫」なんです。

金庫をそのまま放置すると危険？

放置した金庫は、地震や転倒による事故の原因にもなります。
また、金庫の中に古い書類や通帳が残っている場合は、個人情報漏洩のリスクも。

「使っていないけど面倒だからそのまま」はNG。
処分を先延ばしにするほど、リスクが増えていくんです。

金庫の処分方法は大きく5つ

自治体の粗大ごみとして出す

自治体によっては、「金属製品」または「耐火金庫」として有料回収を行っているところもあります。
ただし、サイズや重さの制限があり、
「50kg以上は不可」「玄関前まで自分で運搬」などの条件があるため、事前確認が必要です。

不用品回収業者に依頼する

一番利用されているのがこの方法。
不用品回収業者なら、家の中まで引き取りに来てくれるため、力仕事が不要です。

費用相場は以下の通り：

小型金庫（30kg未満）：3,000〜6,000円

中型金庫（50kg前後）：8,000〜15,000円

大型金庫（100kg以上）：20,000円〜

重さや設置場所によって料金が変わるので、見積もりは必須です。

リサイクル業者や金属買取店へ

金庫の中には、鉄・アルミ・銅などの資源が含まれています。
一部のリサイクル業者では、素材としての価値がある場合、無料で引き取ってくれることもあります。

ただし、耐火素材（コンクリート）入りの金庫はリサイクルしにくいため、買取不可のケースもあります。

買い替え時に販売店へ引き取り依頼

新しい金庫を購入する際に、販売店に「古い金庫の引き取り」を相談してみましょう。
家電リサイクルと同じように、購入時に引き取りをセットでお願いできる場合もあります。
費用相場は3,000〜10,000円程度です。

自力で処分する（持ち込み処分）

軽量タイプの金庫であれば、自分で処理施設へ持ち込む方法も。
ただし、事前に「耐火金庫は受け入れ可能か」を確認しておきましょう。
また、車に積む際には重さに注意。腰を痛める事故も多いので、無理は禁物です。

処分費用を安くするコツ

複数の業者から相見積もりを取る

同じ金庫でも、業者によって1万円以上差が出ることもあります。
「LINE見積もり」や「写真見積もり」を活用して、最低2〜3社に見積もりを依頼しましょう。

他の不用品とまとめて処分する

「金庫だけ」の回収だと割高になりがち。
家具や家電と一緒に処分すると、トラック1台分でまとめて割引になるケースもあります。

地元密着の業者を選ぶ

全国展開の大手よりも、地域密着型の業者の方が安い場合が多いです。
出張費が抑えられるため、費用を節約できます。

悪質業者に注意！

金庫処分をめぐるトラブルも増えています。
「無料で回収します」と言いながら、
後から「運搬料」「人件費」を請求してくる悪徳業者も。

チェックポイント

見積もり時に総額提示があるか

契約前に追加費用の説明があるか

信頼できる業者を選ぶことで、トラブルを防げます。

金庫を処分する前にやるべきこと

中身の確認（重要書類・通帳・印鑑など）

鍵を探す（紛失している場合、業者に伝える）

写真を撮る（見積もり・トラブル防止用）

特に通帳・印鑑・マイナンバー書類が入っていたケースも多いので、必ず中をチェックしましょう。

まとめ：安全・安心・安く処分するなら

金庫の処分は「重くて大変」「捨て方がわからない」と悩む人が多いですが、
正しい方法を知っていれば、スムーズに・安全に・低コストで手放すことができます。

軽量タイプなら自治体回収

重量タイプなら不用品回収業者

状態が良ければリサイクル・買取

まずは無料見積もりを取って、あなたの金庫の「最適な処分方法」を確認しましょう。